木炭の穴のお話

  • 2011/02/03
  • by staff

今日は木炭の穴のお話です。

木炭は、もともと木材を酸素の少ない状態で蒸し焼きにしたものです。

穴は樹木が土の中の水分や養分を吸い上げで、枝葉のすみずみまで行き渡らせるための管で、

炭にした場合も、それがそのまま引き継がれています。

木炭1g中の穴の表面積は、なんとテニスコート1面分にも相当するそうです!

この穴の中に、様々な有害物質やにおいの元になる成分が取り込まれ、吸着するとのことです。

南部炭染の布の中には、炭の粉が染め込まれていますので、

木炭の性質をそのまま受け継いでいます。

「消臭」や「保温効果」があるのです。

※及川紀久雄・石原茂久共著『究極の「炭」健康法』より抜粋しました。

炭のことについて分かりやすく、詳しく書かれた本です。ぜひお読み下さい!

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